高崎トリニティ接骨院

日常

スポーツ選手のための熱中症対策~夏のパフォーマンスを守るために~

こんにちは。高崎市倉賀野町にあります、高崎トリニティ接骨院の松田です。
夏のスポーツシーズンになると、特に注意しなければならないのが熱中症です。気温や湿度が高い状態で激しい運動を行うと、体温の調節がうまくできず、最悪の場合は命の危険にまで及びます。
今回は、熱中症の基礎知識と、スポーツ現場で実践すべき予防対策について詳しくご紹介します。


熱中症とは?

熱中症は、暑熱環境下で体温調節ができずに起こる障害の総称で、主に以下の4つのタイプに分類されます:

  • 熱失神:立ちくらみ、めまいなど。皮膚血管の拡張による血圧低下が原因です。
  • 熱けいれん:大量の発汗後、水だけを補給した際に起きる筋肉のけいれん。
  • 熱疲労:脱力感、頭痛、吐き気などを伴い、水分・塩分不足が原因。
  • 熱射病:体温が40℃を超え、意識障害が現れる重症型。緊急搬送が必要です。

特にスポーツ現場では、熱疲労熱射病が多く見られます。


熱中症予防

1. 暑い日は無理をしない

気温や湿度が高い日は、トレーニング強度を落とす、運動時間を短縮するなどの調整が必要です。特にWBGT(暑さ指数)が28℃を超える日は「警戒レベル」とされ、30分ごとの休憩が推奨されます。

2. 急に暑くなった日は特に注意

梅雨明けや合宿初日など、急激に暑くなる日は体が慣れていないため熱中症のリスクが高まります。

3. こまめな水分・塩分補給

汗とともに塩分も失われます。スポーツドリンクや0.1~0.2%の塩分を含んだ水を活用しましょう。体重が運動前後で2%以上減っている場合は脱水のサインです。

4. 通気性の良い服装を選ぶ

熱がこもらないように、吸湿性・通気性に優れたウェアを選び、帽子も着用しましょう。防具をつける競技では、休憩時に装具を外すことも有効です。

5. 体調が悪いときは休む勇気を

疲労、発熱、睡眠不足、下痢など体調が万全でない時は運動を控えましょう。肥満の方や暑さに慣れていない人も特に注意が必要です。


子どもや高校生は特に注意

WBGTが31℃を超えると「運動原則中止」が推奨されます。特に小中高生は体温調節機能が未熟で、発汗能力も低いため、大人よりもリスクが高くなります。


熱中症が疑われたら

熱中症の兆候(めまい、頭痛、吐き気、意識がもうろうなど)を感じたら、以下を迅速に行いましょう:

  1. 直ちに涼しい場所へ移動
  2. 衣服をゆるめて風を送る
  3. 冷たいタオルや氷で首・わき・脚の付け根を冷やす
  4. スポーツドリンクなどで水分と塩分を補給

重症の可能性がある場合は迷わず救急車を要請してください。


まとめ

熱中症は「努力」や「根性」では防げません。適切な知識と準備、そして日頃の体調管理こそが最良の予防法です。選手自身はもちろん、指導者や保護者の意識も重要です。

高崎トリニティ接骨院では、スポーツ障害のケアやパフォーマンス向上のアドバイスも行っております。
お気軽にご相談ください。選手の皆さんが安全に、そして全力でプレーできる夏を応援しています!

院長の写真

執筆者:高崎トリニティ接骨院 院長 松田 諒

資格: 柔道整復師、日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー、マットピラティスインストラクター、クラシカルオステオパス

スポーツトレーナー活動や接骨院、整骨院、整形外科に7年勤務し、令和5年に高崎市倉賀野町にて開業いたしました。
皆様の身体のお悩みの解決を手助けできるよう施術しております。