高崎トリニティ接骨院

日常

年末年始に不調が出やすい理由

年末年始になると、
「腰が痛くなった」
「首や肩が急につらくなった」
「お正月明けに体が重くて動かない」
といった不調を訴える方が一気に増えます。

実はこれらの症状、年末年始特有の生活リズムの変化が大きく関係しています。
今回は、なぜこの時期に体の不調が出やすいのかを、体の仕組みから分かりやすく解説します。


① 大掃除・片付けによる「急な負荷」

年末といえば大掃除。
普段あまり行わない、

・前かがみ姿勢
・中腰での作業
・重い物の持ち運び
・高い所への手伸ばし

といった動作が一気に増えます。

特に問題なのは、準備運動なしで一気に行うことです。
筋肉や関節が硬い状態で急に負荷がかかると、

・ぎっくり腰
・首の寝違え
・肩の痛み

といった急性症状が起こりやすくなります。


② 長時間の同じ姿勢が増える

年末年始は移動や滞在時間が長くなりがちです。

・長距離運転
・帰省先での座りっぱなし
・テレビやスマホを見る時間の増加

これらはすべて、筋肉と神経の動きを悪くする要因です。

同じ姿勢が続くことで、
筋肉や筋膜、神経が周囲の組織と癒着しやすくなり、
血流が低下し、痛みや重だるさを引き起こします。


③ 運動量の低下と体の冷え

年末年始は運動習慣が一時的に止まりやすい時期です。

・外出が減る
・寒さで体を動かさない
・寝正月になる

運動量が減ると筋肉のポンプ作用が弱まり、
血液循環が悪くなります。

さらに冬場は体が冷えやすく、
筋肉の柔軟性が低下し、
少しの動作でも痛みが出やすくなります。


④ 食生活・睡眠リズムの乱れ

年末年始は食事内容や時間が不規則になりがちです。

・暴飲暴食
・アルコール摂取量の増加
・就寝時間の乱れ

これらは内臓だけでなく、
体の回復力そのものを低下させます。

疲労が回復しきらない状態が続くと、
筋肉や神経の緊張が抜けず、
慢性的な不調につながります。


⑤ 「我慢してしまう」心理的要因

年末年始は、

「忙しいから」
「休み明けに行こう」

と不調を我慢してしまう方が多い時期です。

しかし、
小さな違和感を放置すると、
・炎症の拡大
・筋肉や神経の癒着
・関節可動域の低下

といった状態に進行し、
休み明けに強い症状として表れることがよくあります。


⑥ 年末年始の不調を防ぐために大切なこと

この時期を快適に過ごすためには、

・作業前に軽く体を動かす
・同じ姿勢を長時間続けない
・体を冷やさない
・違和感を感じたら早めにケアする

ことが重要です。

「年末年始だから仕方ない」と思わず、
体からのサインに早めに気づくことが、
不調を長引かせない最大のポイントです。


まとめ

年末年始に不調が出やすいのは、
決して偶然ではありません。

生活リズム・姿勢・動作・冷えといった要因が重なり、
体に大きな負担がかかる時期だからこそ、
不調が表に出やすくなります。

もし、

・毎年この時期に体がつらくなる
・年明けに痛みが悪化する

という方は、
早めのケアを意識してみてください。

体を整えることで、
年末年始も、そして新年も快適に過ごすことができます。

院長の写真

執筆者:高崎トリニティ接骨院 院長 松田 諒

資格: 柔道整復師、日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー、マットピラティスインストラクター、クラシカルオステオパス

スポーツトレーナー活動や接骨院、整骨院、整形外科に7年勤務し、令和5年に高崎市倉賀野町にて開業いたしました。
皆様の身体のお悩みの解決を手助けできるよう施術しております。