高崎トリニティ接骨院

産前産後

【高崎市】産前産後の骨盤帯痛とは?原因・リスク・ケアのポイント

こんにちは、高崎トリニティ接骨院の松田です。

妊娠・出産を経験した女性の7割以上が、「お尻や腰まわりの痛み=骨盤帯痛」に悩まされていることをご存じでしょうか?

「歩くとお尻の奥がズキッとする」
「寝返りや起き上がりで恥骨が痛い」
「育児で抱っこを続けると腰がつらい」

こうした声はとても多く、日常生活や育児に大きな影響を与えます。実際に、骨盤帯痛による経済的な損失は年間400億円にものぼると言われ、社会全体で考えるべき大きな課題でもあります。

今回は「産前産後の骨盤帯痛」について、原因・リスク・セルフケアのポイントをまとめました。


骨盤帯痛とは?

骨盤帯痛とは、腰痛とは区別される「骨盤まわりの痛み」のことです。
特に腸骨の間(腰骨の横あたり)、恥骨、仙腸関節などに痛みが出るのが特徴です。

原因はひとつではなく、関節・靭帯・筋肉・神経などが複雑に関与して起こります。


妊娠・出産で骨盤に起こる変化

  1. 妊娠中の変化
     お腹が大きくなると、仙腸関節や恥骨結合に強いストレスがかかります。特に後期になると、胎児の頭部が骨盤に下がってくるため、関節や靭帯に負担が集中します。
  2. 出産時の変化
     赤ちゃんの頭が産道を通る際、恥骨結合や仙腸関節に「引き離す力」が働きます。母体の骨盤は開き、赤ちゃんの頭蓋は柔らかく変形して通過しますが、その分母体の関節や靭帯には大きな負担がかかるのです。
  3. 筋肉の安定性低下
     骨盤は「フォースクロージャー」と呼ばれる仕組みで安定しています。腹横筋や骨盤底筋、お尻や太ももの筋肉がしっかり働くことで骨盤が安定しますが、妊娠・出産でこれらの筋肉が弱ると、不安定性から痛みが出やすくなります。

骨盤帯痛を起こしやすいリスク要因

  • 過去に腰痛や骨盤痛を経験している
  • 出産回数が多い
  • 妊娠前から体重が多め
  • 筋力の低下(特にお腹・骨盤底・お尻)
  • 強い精神的ストレス

特に「腰痛の既往」は最も強い危険因子とされ、予防や早めのケアが大切です。


痛みの出る場所ごとの特徴

  • 仙腸関節周辺 → 関節そのもの、または上殿皮神経など神経のトラブル
  • 恥骨部 → 出産時のダメージ、不安定性
  • お尻の横(大転子あたり) → 股関節や筋肉の炎症
  • 鼠径部 → 股関節や神経(閉鎖神経・腸骨鼠径神経など)の関与
  • 会陰部・尾骨 → 骨盤底筋の緊張や尾骨の不安定性

同じ「骨盤の痛み」でも原因はさまざまで、関節性か、神経性か、筋肉性かを見分けることが大切です。


高崎トリニティ接骨院でのアプローチ

当院では、産前産後の骨盤帯痛に対して以下のような施術を行っています。

  1. 骨盤・背骨の調整
     出産後に乱れた骨盤のアライメントを優しく整えます。
  2. 筋肉と神経のケア
     腹横筋や骨盤底筋を活性化させ、神経の圧迫や滑走障害を和らげます。
  3. セルフケア指導
     呼吸法・体幹トレーニング・姿勢改善法など、ご自宅でできる簡単なケアをお伝えします。
  4. 再発予防のための生活指導
     腰に負担のかかりにくい抱っこの仕方、授乳姿勢、寝返りの工夫などもアドバイスいたします。

まとめ

産前産後の骨盤帯痛は、多くの女性が経験する非常に身近な問題ですが、放置すると長期化し、育児や生活に大きな影響を与えることがあります。

  • 骨盤の安定性が低下する
  • 妊娠・出産で関節や靭帯に大きな負担がかかる
  • 筋力低下や神経の問題も関与する

これらの複数の要素が重なって起こるため、一人ひとりに合わせた評価とケアが重要です。

「出産してから恥骨やお尻の奥が痛い」
「寝返りや歩行で骨盤まわりがつらい」

そんなお悩みをお持ちの方は、ぜひ高崎トリニティ接骨院にご相談ください。

院長の写真

執筆者:高崎トリニティ接骨院 院長 松田 諒

資格: 柔道整復師、日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー、マットピラティスインストラクター、クラシカルオステオパス

スポーツトレーナー活動や接骨院、整骨院、整形外科に7年勤務し、令和5年に高崎市倉賀野町にて開業いたしました。
皆様の身体のお悩みの解決を手助けできるよう施術しております。