股関節とは
股関節は大腿骨の骨頭(丸い部分)と骨盤の寛骨臼(受け皿の部分)の関節の事を言います。
球関節のため、様々な方向に動く関節となっています。
人体の中で、最も荷重のかかる関節で、多くの筋肉・靱帯など様々な組織で関節を支持しています。
股関節痛が起こる原因
股関節に付着する筋肉が硬くなったり、筋力不足になると関節の軟骨がすり減ったり、筋肉・神経に負荷が増大して痛みを出していきます。
また、筋力が低下すると異常歩行を起こし、股関節の適合が悪くなり、ストレスが増大していきます。
骨盤が後傾位(骨盤が後ろに倒れている)だと脚が内側に倒れてしまう歩行になり、股関節の上方と前方に付着する組織がストレスがかかり、痛みを出しやすくします。
痛みの出る場所と関連する組織
前面の痛み(鼠径部痛)
- 大腿直筋半回頭
- 腸腰筋(腸骨筋と大腰筋)
内側の痛み
- 恥骨筋
- 外閉鎖筋
- 閉鎖神経障害
外側の痛み
- 中殿筋
- 小殿筋
- 表層組織
後面の痛み
- 上殿皮神経
- 梨状筋
- 股関節外旋筋群
これらの組織が原因で痛みが出ていきます。
股関節痛の評価
股関節痛の評価として、
- 歩行
- 筋力
- 柔軟性
- 整形外科的テスト
前述したように、股関節は荷重のかかる関節のため、歩行・筋力・柔軟性のすべてが良くならないと痛みがなくなったとしても再発していきます。
痛みの出にくい身体になるよう検査・評価をし、原因を追究させていただいています。
股関節疾患
- 変形性股関節症
- 臼蓋形成不全
- 大腿骨頸部骨折
- グローインペイン(鼠径部痛症候群)
- 股関節インピンジメント症候群
- 股関節唇損傷
どの疾患も痛みが出た時には症状が進行しているので、早期に治療が必要となります。
股関節痛の当院での施術
高崎トリニティ接骨院では、股関節痛に対して、評価で問題となった筋肉の緊張を改善させていきます。
また、股関節の痛みは足部や大腿部が影響していることもあるため、原因となる部分の施術をします。
股関節外旋筋群(中殿筋、小殿筋、梨状筋など)筋力強化を行い、関節が安定する位置で維持できるようにします。
症状が強い場合、必ず専門家や当院で指示を受けトレーニングしてください。
詳細をお聞きしたい場合は、一度状態を診させていただき、説明させていただきます
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