高崎トリニティ接骨院

症例

高崎市在住の10代男子中学生のオスグットシュラッター病

高崎市倉賀野町にあります、高崎トリニティ接骨院です。

今回は、高崎市在住の男子中学生のオスグットシュラッター病の症例をご紹介いたします。

オスグットシュラッター病

小学校高学年から中学生に起こりやすいく、特に男子に発症しやすいです。 

バスケ・サッカー・バレーボールなどに多いとされています。

理由としては、ジャンプや膝を使うことの多い動作のスポーツということになります。

今回の中学生は、バスケをしていました。

痛みは脛骨粗面にありました。

脛骨粗面には膝蓋靱帯が付着します。

成長期に骨の成長に筋肉の柔軟性が追い付かないと、付着部が剥離していくようになります。

大腿四頭筋の柔軟性が低下すると上記のようなことが起こりやすくなります。

大腿四頭筋の柔軟性をチャックすると、左右差が5横指ほどありました。

また、ハムストリングスの柔軟性も左右差があり、患側にタイトネスが出ていました。

ハムストリングスに硬さが出ていると、膝関節が屈曲傾向になり、大腿四頭筋にかかるストレスは増加していきます。

バスケをしているので、パワーポジションをさせると膝関節が前面に出ており、骨盤後傾位、胸椎後弯になっていました。

前方から押すと身体を支えられずにバランスを崩していました。

この時に、身体を支えられないとジャンプ動作やディフェンス時に正しいパワーポジションを取れていないことになります。

オスグッドシュラッター病の治療

今回は、大腿四頭筋とハムストリングスの柔軟性が低下していたので、筋膜リリースとストレッチの指導をしました。

ストレッチをする際に、膝関節に回旋ストレスのかからないやり方など注意点はいくつかあります。

ストレッチをしていても悪化するやり方があるので、気を付けて行ってください。

正しいパワーポジション獲得のために、スクワット動作を指導しました。

ニーイントーアウトの改善、骨盤の前後傾の動かし方、胸椎、目線など様々なところを指導し、パワーポジションにつなげるようにしました。

スポーツ選手は痛みを取り、早期にスポーツ復帰も大事です。

ですが、怪我を再発させないことがより重要になります。

2度目の怪我は、より重症化しやすくなります。

焦らずに筋力・柔軟性・動作の改善を行っていきましょう。

高崎トリニティ接骨院では、ぎっくり腰や寝違え、スポーツでの怪我に対する施術を行っています。

オステオパシー治療やハイボルテージ、超音波などを行い、早期回復・復帰に導くお手伝いをしています。

お困りの方は高崎市倉賀野・中居・矢中からすぐの高崎トリニティ接骨院にご相談ください。

院長の写真

執筆者:高崎トリニティ接骨院 院長 松田 諒

資格: 柔道整復師、日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー、マットピラティスインストラクター、クラシカルオステオパス

スポーツトレーナー活動や接骨院、整骨院、整形外科に7年勤務し、令和5年に高崎市倉賀野町にて開業いたしました。
皆様の身体のお悩みの解決を手助けできるよう施術しております。