高崎トリニティ接骨院

症例

高崎市在住50代女性の膝痛

こんにちは!

高崎市倉賀野町にあります、高崎トリニティ接骨院の松田です。

今回は、膝の痛みで来院された患者さんの症例をご紹介いたします。

膝痛

患者さんは、数カ月前から左膝に痛みが出たため、整形外科に受診されたようです。

レントゲンを撮り、軟骨が少しすり減っていると言われ自宅でできるエクササイズをやっていて、痛みが緩和されたものの、2週間経っても痛みが残っていたので、知人のご紹介で当院を来院されました。

膝の痛みが出ている場所はお皿(膝蓋骨)より外側にありました。

痛みのあるところを圧迫すると鋭い痛みが再現されました。

痛みを出している部分は膝蓋下脂肪体だと思われました。

痛みの出る動作は膝を伸ばしたり、動き始めや階段の昇り降りで痛みが出ていました。

曲げ伸ばしした際に、膝蓋骨が直線に近いように動きますが、今回の方は膝の動きを見ると、曲げる際に膝蓋骨が外側に大きく移動していました。

膝の内側にある内側広筋の弱化や外側にある筋肉の緊張があると考えられました。

もも裏のハムストリングスの柔軟性を確認するのにSLRをしましたが、60度しか上がりませんでした。

伸ばしている時に膝の外側後面にツッパリ感がありました。

今回の膝痛の原因因子は、ハムストリングスなどの外側の硬さによって外旋方向に下腿が動かされていると思われます。

痛みの結果因子は、膝蓋下脂肪体の柔軟性低下が起きていると思われました。

膝蓋下脂肪体に対する高崎トリニティ接骨院での施術

原因因子となるハムストリングスの硬さを改善させるために、リリースを行いました。

SLRは80度まで上がるように変化しました。

次に結果因子となる膝蓋下脂肪体のリリースをしました。

膝蓋骨外側から膝蓋腱にかけて脂肪体があり、特に硬さがあったのは、膝蓋腱に近い部分に癒着が見られました。

リリースをするときは痛みが鋭く感じていましたが、徐々に痛みが緩和していました。

リリース後に歩いたり、膝を伸ばしても痛みがなくなっていました。

自宅でのエクササイズは整形外科で教えてもらったものを継続するのと、もも裏の柔軟性改善のためのストレッチをやってもらうようにしました。

1週間後に来院された際は、日常では痛みがなく生活できるようになっていました。

膝の変形と診断された場合でも、痛みの原因が他の場所に出ていたりします。

高崎トリニティ接骨院では、痛みの原因、結果どちらにもアプローチして症状の改善を図っていきます。

膝の痛みでお困りの方は、高崎市倉賀野町にあります、高崎トリニティ接骨院にお越しください。

院長の写真

執筆者:高崎トリニティ接骨院 院長 松田 諒

資格: 柔道整復師、日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー、マットピラティスインストラクター、クラシカルオステオパス

スポーツトレーナー活動や接骨院、整骨院、整形外科に7年勤務し、令和5年に高崎市倉賀野町にて開業いたしました。
皆様の身体のお悩みの解決を手助けできるよう施術しております。