高崎トリニティ接骨院

日常

高崎市在住40代女性の肩の痛み

こんにちは!

高崎市倉賀野町にあります、高崎トリニティ接骨院の松田です。

今回は、肩の痛みで来院された方の症例をご紹介いたします。

高崎市在住40代女性の肩の痛み

患者さんは、右肩に痛みがあり、来院されました。

前日から肩の前方に違和感があり、ご自身でマッサージをしていたようです。

翌朝起きると肩の痛みが増し、動かすのが困難になってきたそうです。

車の運転をするのも肩が上がらず、昼頃に痛みはピークに増してきました。

肩を上げてもらうと屈曲90度で痛みが出ていました。

外から上げてもらうと痛みは出ませんでしたが、挙げるのに恐怖心が出ていました。

痛みのある場所は肩の前方で上腕二頭筋長頭腱が走行している所でした。

結節間溝という骨の狭いトンネルを通っています。

筋肉の柔軟性低下や肩関節のマルアライメント(不良姿勢)によって、摩擦を受けることで炎症が現れます。

力仕事や野球やテニスなどのオーバーヘッドスポーツで多くみられます。

今回の患者さんは、力仕事をしていたのと、肩をマッサージした際にコリコリしている所を何度もはじくようにマッサージしたのが炎症が起こった原因だと思います。

上腕二頭筋長頭腱炎の施術

痛みが出た当日で急性期のため、患部の炎症抑制のためマイクロカレント治療と超音波治療を行いました。

また、背中が丸く、肩関節に負担のかかる姿勢をしていたので、患部のストレスを軽減させるために広背筋や大・小胸筋のリリースを行いました。

大胸筋と上腕二頭筋にも癒着が見られたので、組織間リリースも行いました。

施術後は痛みが当初より半減していましたが、挙上する際に恐怖感は残っていました。

炎症初期だったため、3日後に再来院してもらいました。

痛みは初回の施術翌日にほとんどなくなっていたようです。

今回のように痛みが急に起こった場合は、早期に炎症を抑えることによって痛みが長期化しないだけでなく、動きがすぐに戻るようになります。

痛みを放置することは皆さんあると思いますが、関節を覆う組織が固まって動かなくなることがあります。

違和感や痛みを感じたら早期に整形外科や接骨院、整骨院を受診ください。

当院でも急性期の痛みの施術が行えますので、ご相談ください。

院長の写真

執筆者:高崎トリニティ接骨院 院長 松田 諒

資格: 柔道整復師、日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー、マットピラティスインストラクター、クラシカルオステオパス

スポーツトレーナー活動や接骨院、整骨院、整形外科に7年勤務し、令和5年に高崎市倉賀野町にて開業いたしました。
皆様の身体のお悩みの解決を手助けできるよう施術しております。