高崎トリニティ接骨院

症例

高崎市在住40代女性の坐骨神経痛

こんにちは!

高崎市倉賀野町にあります、高崎トリニティ接骨院の松田です。

今回は、お尻からもも裏の痛みで来院された患者さんの症例をご紹介いたします。

坐骨神経痛

患者さんは数週間前から左のお尻からもも裏にかけて痛みを感じていました。

痛みは徐々に強くなり、痺れも出てきました。

症状は長時間座っている時や歩いている時に出てくるようです。

痛みが出始めた時にYoutubeでテニスボールをお尻に圧迫すると改善すると言っていたのを見て、テニスボールを使ったマッサージをしていたそうです。

テニスボールを筋肉に押し当てると一時的には症状が緩和したり、気持ちいい感覚になるとは思います。

ですが、お尻には大殿筋、中殿筋、梨状筋などの筋肉や滑液包、神経など様々な組織があります。

それらをテニスボールで圧迫すると筋肉同士の滑走不全や癒着が起こります。

強圧のマッサージも同様で、一時的に良くなるだけで改善には至っていないと考えられます。

坐骨神経痛に対する高崎トリニティ接骨院での施術

坐骨神経周辺のリリースを行いました。

坐骨神経が遠回りしているのを内側や外側の癒着している部分をリリースし、直線化するようにリリースしていきます。

坐骨結節周辺の癒着が強く、話を聞くとそのあたりにボールを強く押しあてていたようです。

座っていても骨盤後傾にすると坐骨結節が座面と接触するためしびれや痛みが出ていたと考えられます。

リリース後に硬い椅子に座り左側に体重をかけても痛みは無くなっていました。

患者さんには、テニスボールを使用したマッサージはやらないようにしてもらいました。

院長の写真

執筆者:高崎トリニティ接骨院 院長 松田 諒

資格: 柔道整復師、日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー、マットピラティスインストラクター、クラシカルオステオパス

スポーツトレーナー活動や接骨院、整骨院、整形外科に7年勤務し、令和5年に高崎市倉賀野町にて開業いたしました。
皆様の身体のお悩みの解決を手助けできるよう施術しております。