高崎トリニティ接骨院

症例

高崎市在住20代男性の腰痛

高崎市在住20代男性の腰痛

こんにちは!

高崎市倉賀野町にあります、高崎トリニティ接骨院の松田です。

今回は運動をしている際に腰痛を引き起こした患者さんの症例をご紹介いたします。

高崎市在住20代男性の腰痛

患者さんは、野球の試合で腰に痛みを感じ、その後も動いていましたが段々と痛みが強くなってきたため、当院へ来院されました。

初期の症状は、腰全体に痛みがありますが、特に左側が強く感じているようです。

歩くのも痛みがあり、前かがみ (前屈)や右側屈に痛みがありました。

痺れや下半身には痛みはありませんでした。

前屈での痛みがあったので、立位での評価をしたところ、左膝を曲げた状態での前屈では痛みが軽減され、前屈の可動域も向上していました。

膝を曲げた状態にすると、ハムストリングスといった下半身を走行している筋肉が弛緩しながら前屈できます。

筋筋膜のつながりから見るとハムストリングスの硬さがあると脊柱起立筋などの腰背部の筋肉が引っ張られることによって過剰な緊張が出てきます。

また、ハムストリングスに硬さがでると骨盤が後傾してしまい、腰部の筋肉に負担が大きくなってしまいます。

骨盤後傾位になると野球のスイングや投球動作などの回旋動作で股関節や胸郭での回旋ではなく、腰椎での回旋が行われます。

腰椎は捻る動作はほとんど動きませんが、「腰を回す」動作になってしまいます。

今回の患者さんのような場合は、ハムストリングスや股関節の動きを改善すれば、腰の負担が減少し、痛みも起きにくい動きになってくると考えました。

筋筋膜性腰痛に対する施術

背中の筋肉

ハムストリングスと殿筋群の筋緊張を取り除くようにしました。

その後、前屈してもらうと痛みが軽減し、動きやすくなっていました。

まだ、腰に痛みがあったので、胸腰筋膜のリリースも行いました。

胸腰筋膜リリース後は前屈や側屈での痛みも軽減しました。

初回の来院から3日後に来院された際は、痛みは最初に比べて2~3/10になっていました。

痛みが軽減していたので、自宅でも行えるストレッチや野球で行える動作練習も行いました。

当院では、痛みに対しての施術だけでなく、痛みを出す原因に対しての施術を行っています。

腰痛だけでなく、頭痛、肩こりなどの痛みの施術も行っているので、お困りの方は高崎線倉賀野駅から徒歩8分の高崎トリニティ接骨院にお越しください。

痛みの出にくい身体が作れるようにしていきましょう。

院長の写真

執筆者:高崎トリニティ接骨院 院長 松田 諒

資格: 柔道整復師、日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー、マットピラティスインストラクター、クラシカルオステオパス

スポーツトレーナー活動や接骨院、整骨院、整形外科に7年勤務し、令和5年に高崎市倉賀野町にて開業いたしました。
皆様の身体のお悩みの解決を手助けできるよう施術しております。