高崎トリニティ接骨院

症例

高崎市在住20代女性の首肩痛

高崎市在住20代女性の首肩痛

こんにちは!

高崎市倉賀野町にあります、高崎トリニティ接骨院の松田です。

今回は、首肩の痛みでいらした方の症例をご紹介いたします。

首肩の痛み

患者さんは、首肩の痛みが慢性的にあり、重だるさが強くなったため、当院に来院されました。

姿勢を見ると、頭が前方に倒れているため、首から肩にかけて走行している筋肉には負担がかかっていると考えられます。

頭を左側に倒すと左の肩のあたりの僧帽筋に張り感が出ていました。

右側に倒すと首の上の方に張り感があり、胸鎖乳突筋付近に違和感がありました。

天井を見るように首を動かしてもらうと下部頸椎と胸郭の動きがなく、天井と顔が平行になるまで動かせていませんでした。

首の動きを寝た状態で確認すると、下部頸椎の5番と6番が動きませんでした。

頸椎は反るカーブをしていないといけませんが、逆のカーブである後弯の状態でした。

デスクワークやスマホの見過ぎによる姿勢不良が起こり、今回のように首の痛みが起こることがあります。

首肩の痛みに対する施術

評価で問題となった、胸郭の動きと頸椎の動きに対して施術をしていきます。

胸郭の動きの改善には、大胸筋や小胸筋の癒着があると胸郭が伸展しなくなります。

大胸筋と小胸筋のリリースを行った後に首を天井方向に動かしてもらうと胸郭が動くようになり、天井方向に動くようになっていました。

頸部の前面についている筋肉が硬くなると頸部の後弯が起こるので、前面についている頸長筋のリリースを行いました。

リリース後は動きが改善され、天井方向まで、平行に向けるようになりました。

姿勢維持するために背中のエクササイズを行いました。

背部にある、多裂筋という筋肉が背中を起こす役割があります。

リリースで筋肉などの動きを良くした後は、エクササイズで筋力維持や姿勢改善を行うと治療効果が高くなります。

動くようになった身体で運動をしましょう。

院長の写真

執筆者:高崎トリニティ接骨院 院長 松田 諒

資格: 柔道整復師、日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー、マットピラティスインストラクター、クラシカルオステオパス

スポーツトレーナー活動や接骨院、整骨院、整形外科に7年勤務し、令和5年に高崎市倉賀野町にて開業いたしました。
皆様の身体のお悩みの解決を手助けできるよう施術しております。