高崎トリニティ接骨院

症例

高崎市在住の10代男子高校生の腰痛

高崎市にあります、高崎トリニティ接骨院です。

今回は、高校生の腰痛についてご紹介いたします。

腰痛

患者さんは一週間前から左側の腰に痛みが出てきました。

痛みの出る部分は背骨の中心から約5cmほど左側にありました。

高校生の方は部活動で野球をしているため、回旋(体幹を捻る)動作が多く、右投げ右打ちのため左回旋をすることがメインになります。

年齢とスポーツの特性から考え、腰椎分離症が起こることが多いです。

今回の方は、回旋動作での痛みはなく、Kempテスト(腰を反らし、回旋)も陰性でした。

そのような、観点から腰椎分離症のリスクは少ないと感じました。

前屈すると痛みがあり、座った状態で頭を下げると腰が引っ張られるような痛みが出るそうです。

頭を下げないで前屈すると痛みが減弱しました。

今回の症状は筋筋膜性腰痛症ではないかと考えました。

背骨の筋肉は仙骨から頸椎までつながっています。

頭を下げることにより筋膜は引っ張られ、頭の位置を戻すと筋膜は緩むので、伸張しやすくなります。

また、左の股関節外旋が硬くなっており、殿筋の硬さが出ていました。

股関節の硬さにより、骨盤後傾位になり、その影響で腰椎も後弯します。

腰椎の後弯により、筋肉・筋膜は常に引っ張られる状態になり、血液循環は悪くなり、柔軟性低下が起こっていきます。

筋筋膜性腰痛症の治療例

筋膜性腰痛症と言っても、腰椎に付着する筋肉だけ治療しても、練習をすると再発してしまいます。

腰椎後弯位からくる痛みの原因となる殿筋群から治療を行います。

ハムストリングス(大腿部後面)の硬さも骨盤を後傾させる原因となるので、ストレッチを行いました。

腰の筋肉には治療をしていませんが、前屈の痛みは消失しました。

腰は腰方形筋や脊柱起立筋の筋膜リリースを行いました。

腰椎の前弯(反り)を維持するため大腰筋の筋力強化指導しました。

骨盤と腰椎の動きを覚えてもらうために、ピルビックエクササイズを行いました。

スポーツをしているので、日々の練習で身体にダメージはでるので、自宅でのセルフケアの指導もしました。

高崎トリニティ接骨院では、捻挫、打撲、肉離れだけでなく、産後調整・矯正、頭痛治療、腰痛治療を行っています。

早期回復のため、ハイボルテージ治療、超音波治療も行えます。

ピラティスやスポーツの怪我予防・運動指導にアスレティックリハビリテーション(リハビリ)も行っています。

高崎市倉賀野町・矢中・中居、藤岡市、玉村町、安中市からアクセスの良い高崎トリニティ接骨院にご相談ください!

高崎トリニティ接骨院では、ぎっくり腰や寝違え、スポーツでの怪我に対する施術を行っています。

オステオパシー治療やハイボルテージ、超音波などを行い、早期回復・復帰に導くお手伝いをしています。

院長の写真

執筆者:高崎トリニティ接骨院 院長 松田 諒

資格: 柔道整復師、日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー、マットピラティスインストラクター、クラシカルオステオパス

スポーツトレーナー活動や接骨院、整骨院、整形外科に7年勤務し、令和5年に高崎市倉賀野町にて開業いたしました。
皆様の身体のお悩みの解決を手助けできるよう施術しております。