高崎トリニティ接骨院

スポーツ

安中市在住40代男性の肩痛

安中市在住40代男性の肩痛

こんにちは!

高崎市倉賀野町にあります、高崎トリニティ接骨院の松田です。

今回は、野球をしていて肩を痛めた方の症例をご紹介いたします。

野球肩

野球の練習でボールを投げた際に右肩後方に痛みが出て、そこから徐々に痛みが増すようになってきました。

投球動作の中レイトコッキング期と呼ばれる、投げる方の肩が最大外旋をしている時に痛みが誘発されていました。

投球フォームを見るとアーリーコッキング期からレイトコッキング期にかけて、投球側の上肢が両肩のラインよりも後方に位置しているため、肩後方は圧縮ストレス、前方は伸張ストレスがかかっています。

肩関節最大外旋すると痛みが誘発されました。

肩の骨を後方に押し込むと痛みが軽減されました。

肩が前方に押しだす筋肉の緊張によって肩が前方に移動してしまっている状態だと考えられました。

仕事でデスクワークをしているので、大胸筋や小胸筋、広背筋などの筋肉が短縮し、不良姿勢を作りだしているのではないかと思われます。

デスクワークをしている方やスマホを良く使用する方はこれらの筋肉が硬くなっていることが多いです。

野球肩に対する施術

痛みは後ろにありましたが、不良姿勢の原因となっている筋肉である、大小胸筋、広背筋のリリースを行いました、

リリース後は挙上や投球動作と似た動きである2nd外旋での痛みが軽減し、可動域も向上していました。

シャドーピッチングをしてもらうと痛みがまだ残っていたので、肩関節後方にある棘下筋に超音波治療とハイボルテージ治療を行いました。

自宅や野球の練習前に行ってもらうエクササイズを指導しました。

デスクワークの姿勢が痛みに影響を及ぼしているので、姿勢指導もしました。

当院では、中学・高校野球選手以外にも様々なカテゴリーの選手が来ています。

野球肩や肘の痛みでお悩みの方は当院へお越しください。

院長の写真

執筆者:高崎トリニティ接骨院 院長 松田 諒

資格: 柔道整復師、日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー、マットピラティスインストラクター、クラシカルオステオパス

スポーツトレーナー活動や接骨院、整骨院、整形外科に7年勤務し、令和5年に高崎市倉賀野町にて開業いたしました。
皆様の身体のお悩みの解決を手助けできるよう施術しております。